年明けに思う
2017年を迎えました、新しい年の幕開けです。
みなさんもこの年明けを祝っていることでしょう。
ところで、この「年明け」ですが、実はとても大切なことを私たちに示しています。
「初めに、神が天と地を創造した。」(創世記1章1節)
これは私たちが生きるこの世界の全てのものを神様が造られたことを伝える言葉です。
ここでの「初め」とは具体的に言えば「時の初め」です。私たちは時の流れの中で生きていますが、それは1日24時間、365日を基準として一時も止まることなく、後退することなく絶えず時は進んでいます、この「時」を神様は天地万物をお造りになった際に定められ、そして私たちはこの時の中で、存在し、生きています。
こんなことを考えた時、次のみことばも思い出します。
「天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。」(マタイの福音書5章45節)
天の父とは神様のことであり、この神様が太陽(天体)をお造りになってその運行(時)を維持してくださるので全ての人が生きることができているということをこのみことばは語っています。
また、次のようなみことばもあります。
「私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。」(使徒の働き17章28節)
私たちが新しい年が訪れたことを祝う理由はそれぞれあるかもしれませんが、私たちはむしろこの年明けを祝うだけではなく、神様が私たちのためにこの天地と時を保ってくださっているといことに対して感謝すべきではないでしょうか。